サンライズ豊玉[仲介手数料無料]

商店街のにぎわいと一緒に暮らす──素朴で気取らない「サンライズ豊玉」での毎日

初めてこのエリアを歩いたとき、交差点に面してレンガ色の外観がすぐに見えてきて、「あ、ここに住んだら街の流れがそのまま日常になるんだな」と感じました。サンライズ豊玉は郊外エリアの中でも昔ながらの商店街が息づいていて、生活圏のなかに飲食店や日用品の店が点々とあります。建物自体は昭和の雰囲気が色濃く、タイル貼りの外観や1階のテナント構成から当時の街づくりがそのまま残っている印象でした。レンガ調の外壁は年季が入っていますが、角地のため視認性は高く、周辺の生活利便性は想像以上に整っていると感じました。

エントランスに近づくと、正面の植栽スペースや庇がつくる陰影が心地よく、建物の古さのなかに少しだけ“落ち着き”がありました。ガラス扉や銘板の雰囲気は昭和期のマンション仕様そのもので、最新設備こそありませんが「街の一部として長く使われてきた建物」という空気が自然に伝わってきます。周囲には24時間営業のコンビニや小さな飲食店が並び、普段づかいの買い物や外食は歩数が本当に少なくて済みます。

建物の裏手に回ると、細い路地に飲食店や小規模店舗が連なり、外観のレンガと路地の煉瓦調舗装が重なることで少しレトロな雰囲気になります。商店街ならではの生活感が強く、夕方になるにつれて周辺の店が明るくなり、人の気配も増えていきます。静けさより“暮らしの動き”がある環境なので、活気がある街の空気がそのまま好きな人にはよく合いそうです。

共用部の内部廊下に足を踏み入れると、細長いタイル壁と緑色の床が独特で、昭和の工法がそのまま現存しています。最新マンションのようなゆとりはありませんが、住戸への動線は明快で、複雑さがない分だけ日々の行き来がしやすそうでした。裏側に駐輪場や設備関係の入り口が集まっている配置も、コンパクトな敷地を最大限使う“昔のマンション設計らしさ”を感じさせる部分でした。

そして何より、目の前に広がる生活利便性の強さは大きな魅力です。コンビニ、飲食店、生活サービスが密集しており、徒歩数分で暮らしの大半が完結します。華美さや最新性よりも、毎日淡々と暮らすための“地に足のついた便利さ”がほしい層にとって、サンライズ豊玉はとても相性が良いと感じました。ヴィンテージの物件ながら、実際の街の雰囲気を見てみると、想像より生活しやすい要素がそろっているのが特徴です。