手数料調整

買主からの指値が入った場合において、売主が仲介業者に支払うべき仲介手数料を減額することを、俗に「手数料調整」といいます。

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2010年から(株)ロータス不動産代表。ヤマト住建(株)等OB。宅地建物取引士、公認不動産コンサルティングマスター他。早稲田大(法)95年卒。在学中は早大英語会に所属。

手数料調整とは?

買主からの指値が入った場合において、本来売主が仲介業者に支払うべき仲介手数料を減額すること。またはその交渉・調整。

手数料調整を行うことで、売主は買主の指値に応じつつ、売主の実質的な収入高を確保できます。手数料調整で価格交渉に応じる場合は、調整できる幅は仲介手数料の自ずと仲介手数料額の約3%が上限となります。そのため、最終的な指値幅の妥結額は、当初の交渉では3%を超えていたとしても、結局は3%以下に収まることがほとんどです。

手数料調整は両手間の仲介手数料となる物件において可能であり、売主が相応の不動産取引の経験がないとできません。そのため宅地建物業者が売主である物件(建売住宅やリノベーション住宅)で行われます。

仲介手数料無料との違いは?

仲介手数料か手数料調整か

このように、手数料調整とは、売主側の仲介手数料無料ととらえることもできます。売主、買主の双方とも実質の負担額は変わらず、仲介業者も実質の実入り額は変わりません。そのため、1)手数料調整により対処か、2)買主が仲介手数料無料により対処か、支払い金額の側面だけをとらえると、どちらも変わりません。

支払金額以外の部分で差がある

ただし、支払金額以外の側面では差があります。仲介手数料無料により対処したほうが、買主が有利です。

1)物件の価値を認めていただいたお客様ということは、心情的には「満額を優先させたい」という心理が働きます。また予定されていない対応をすることで、交渉が入ることにより、買主同士の番手競争が入ると、後回しになることがある。

2)物件価格以外に資金が投下されることにより、ローン比率が上がるので、金利の面で差が生じる場合がある。場合によってはローン審査を謝絶される場合もある。

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